ほんとうにありがとう、と言って、渡しました。

日光へ行ってきました。
ちょうど、学部のときの恩師が宇都宮の美術館で展示をされている、ということと、6歳の頃からの幼なじみが栃木に住んでいるということから、栃木にいこう、と計画を立てていました。
ちちんぷいぷいで、栃木は国内旅行先ワースト1だったことを、思い出したけれど、実際行ってみて、そんな情報はひゅるひゅると奥のほうになくなってしまいました。それぐらい、良い思い出ばかりできた旅でした。

日光から宇都宮までの車窓の風景です。
旅行中電車のなかでは、いろいろ頭がぐるぐるします。
日光では知らない奥さんに、車で温泉施設まで送ってもらいました。
何か感謝の気持ちを送りたいと思って、かばんをガサガサしていたらオレンジ飴がでてきて、それしか渡せなかったけれど、ほんとうにありがとう、と言って、渡しました。こんな出会いははじめて!

表参道をずーッと行ったところの、ワタリウム美術館で「さよならナムジュンパイク」という展覧会をみました。
ナムジュンパイクは、フルクサスに参加していた芸術家。
見ているあいだ中、ずっと目や頭やからだの奥のところがぞくぞくしていた。どうしてなのか、よくわからないけれど、夜行バスに乗っている間もずっと、ぞくぞくして、あの展覧会のことを思い出していました。