亀と目が合う瞬間

今日は京都伏見の法界寺→奈良の円成寺→奈良天理の長岳寺にいってきた。

  • 法界寺@fushimi/kyoto:ひのやくし。阿弥陀堂の建物が国宝。そのなかにねむたい表情の阿弥陀如来坐像、そのまわりに柱絵、内陣上障壁画など、内陣にある建築ブツに絵が描かれてあった。阿弥陀堂内部の天井が高い。床が正方形。それは空間全体として曼荼羅を表現されているらしい。阿弥陀堂の横に薬師堂があって、じつはそっちが本堂。けれど、その薬師如来像はヒブツ也。隠されると、見たくなる。このジらされ感はバタイユのエロティシズムっぽい。

  修学旅行らしき女子高生の大群がいた。

  • 円成寺@nara:本堂に阿弥陀如来坐像。まわりに四天王立像。で、法界寺とおなじく内陣にある柱などのブツには絵が描かれている。しかし、法界寺に比べて障子の格子などがミニマルな空間感を演出。阿弥陀如来坐像の光背の裏に、大量の位牌。ちょっとびっくり。絵はがきを¥300で購入。もうひとつ、運慶が25歳のときにつくったとされる大日如来坐像@多宝塔。しかし...多宝塔自体が平成2年につくられていて、国宝はあるんだけど色がハデなんだよー。ちょっとさめちゃうんだよー。私だけかもしれんけど。

  鴨が我が物顔で境内闊歩。

  境内に猫と亀がいた。亀とは目が合い、猫は本堂のなかまで入ってきてニャンニャン。かわいいなぁ。